花と鬣 あれかしの凍野 ゆらぎのなかの神様の 天国の浅瀬にくりかえす 心臓にさし込む驟雨 あなたは淡くうつくしいかたちで過ぎゆく いくつかの別れがあって朝にはすべて忘れてしまった 吐く息のすべて なおらない傷のような幸いがある いびつな日々のまま今日も眠った 2022.3.20