月めくり」のお題から各月一題を選んでもらう「月めくり総選挙」にご投票くださった43名のみなさま、誠にありがとうございました!
投票という形式上、選ばれたお題と選ばれなかったお題がありますが、投票してくださったみなさまそれぞれのなかで、それぞれの月めくりを選びだして票を投じてくださったことがなにより嬉しいです。
たくさんのご回答、またあたたかいメッセージを添えてくださったこと、こころからお礼申し上げます。ひとつひとつ、胸があたたかくなるばかりのお言葉をほんとうにありがとうございました。すべてしっかりと、何度も拝読させていただきました。

下記に、上位のみとなりますが各月の投票結果をご紹介いたします!
*同率1位だった4月・8月・10月・12月・2月はtwitterにて決選投票を行いました。

april

1位 ... 遠い国のかみさまのこと
2位 ... やさしいひとのやわらかい嘘
3位 ... 愛してるを傷にしたい

「やさしいひとのやわらかい嘘」と「遠い国のかみさまのこと」で*決選投票でした!「やさしいひとのやわらかい嘘」は一題目とその月の掲題っぽさがあり目につきやすい(=票の入りやすい)題なので納得ですが、結果は遠い国の~が制する結果となりました。各月、なんとなくのテーマを設定してつくっていったのですが、4月のテーマは「春の所見」。月めくりのつくりはじめだったのでふわふわしているのがお題からもテーマからも伝わります…。

may

1位 ... くるしいから魔法じゃない
2位 ... いつかあなたになれますように
3位 ... ふたりでは始められないこと

意外なお題が1位となったな…!とびっくりした月です。気に入っているのでうれしいです。5月はわりと票の割れていた月でした。5月のテーマは「いずれ来る喪失から紛れる」。1位のお題ではまだあんまり紛れられてなさそうです。

june

1位 ... 永遠までは泣かないで
2位 ... 絶対に正しい孤独
3位 ... 雨降らし劇団 / 子守唄がなくても眠れるなんて / 青と灰をまぜて永遠をつくる / もともとはあなたの一部だった / 藍に纏わるエピローグ / 箱庭には降らない話(同票)

わりと票の割れていた5月よりさらに票の割れていた6月です。梅雨のイメージか、水分多めな(?)お題が人気なような気がします。6月のテーマは「雨と神秘性」でした。

july

1位 ... 運命を宝石にして胸に飾るなら
2位 ... しらない世界を燃やす炎
3位 ... さよならを後ろから数える / 二足歩行、海をゆく / 君が生みなおす夏 / てのひらで育てた火種(同票)

「運命を宝石にして胸に飾るなら」が9票で独走、途中もずっと首位にいました。このお題、そんなに人気が…?と新たな発見でした。7月のテーマは「異世界の視点」でした。普段あんまりつくらないテーマなので、なんとなくおさまりが悪いような、、、といまだに気になっています。

august

1位 ... 隙間から海の気配がする
2位 ... 前世の話はもうしない
3位 ... 夜を解剖する / 癒えるような傷じゃだめ / ひなたに引きずり出してやろうか / 掌に祈りがわだかまる / ここは呼吸をするところ(同票)

「隙間から海の気配がする」と「前世の話はもうしない」の決選投票でした。 個人的には前世の話は~がお気に入りなのですが、逆の結果が出るのも投票のおもしろさでした。8月のテーマは「業火」。感情よりは立場や状況のイメージです。

september

1位 ... 月の海でなら裸足になれたね
2位 ... 茨の中にあなたがいた
3位 ... こんなところで光ったところで / やわらかい感情でとどめを刺してよ(同票)

9月らしい印象のお題がならんでるなあという印象です(9月のお題から選んでもらったので当たり前と言えばそう・・・)。9月のテーマは「種(現存しない)」でした。

october

1位 ... 傷一つあれば本物になれたのに
2位 ... 夜は永遠からいちばん遠い
3位 ... 月ばかり見ていると大事なものをなくしてしまうよ / 思い出が美しければそれですべて正しい / めでたしから裏表紙まで(同票)

1位と2位がさいごまで競っていた月でした。ランク外ですが「ふたりという機能不全」がお気に入りなのでご投票くださった2名さま、ありがとうございます!10月のテーマはそのまま「機能不全」でした。

november

1位 ... 時おり呪いが透きとおる
2位 ... 花と傷、触りたい方を選んで / 死神のやわらかい眼差し(同票)
3位 ... 眠れない透明のために

同率1位が3題!での決選投票でした。寒くなってきたせいかお題の透明度が高まってきているのを感じます。11月のテーマもそのまま、「呪いについて」でした。

december

1位 ...  たったひとつの幸いがあるために
2位 ... あなたはまぶたを閉じていればいい
3位 ... 今日がもし白亜紀ならお別れを言えたはず

「たったひとつの幸いがあるために」と「あなたはまぶたを閉じていればいい」の決選投票でした。フォーム投票からずっと2トップのシーソーゲームでしたが、最後は2票差での決着。怒りに着目していたので反映したかのように燃えた月でした。テーマは「怒り狂うための転機がある」

january

1位 ... 命をほどく、日々を縫う
2位 ... 息をする、星を見る / えいえんを歩く速さで / 一から百まで撫でなくてもいい(同票)
3位 ... 思い出をひらくと鮮血みたいに温くまばゆい / どこかのだれかに寄り添うなにか / 天使のつもりで触れあって / とおくの星がまばたいて忘れたなにかがふと光る(同票)

「命をほどく、日々を縫う」と「息をする、星を見る」は対にとつくったのですが、そろってランクインしてくれていました。個人的にはあまり票は得ないお題なのではと思っていたので意外でした。1月のテーマは「忘れることVS思い出すことVSよりそってくれるひと」でした。

february

1位 ...  またたく星ほど焦げやすい
2位 ... えいえんって3回唱えてえいえん / 地獄まで来て困らせないで
3位 ... 遠浅のクレバス

「またたく星ほど焦げやすい」「えいえんって3回唱えてえいえん」「地獄まで来て困らせないで」での決選投票でしたが、最終的には「またたく星ほど焦げやすい」が圧勝の2月でした。2月のテーマは「攻撃力が高くなったのでもう傷つかない」でした。やたら具体的。

march

1位 ... 祝福は春の底より
2位 ... 春眠のゴースト / いついかなる時もさみしいひとのために
3位 ... 百年後の食卓にて

票数的に差が開いたわけではないのですが、「祝福は春の底より」は月めくりカレンダー(select)でもよく選んでいただいたので3月の人気お題、というイメージになりました。春なのでどさくさに紛れてゆるされたい感じの多い月です。テーマは「あらゆる日々にいつか終止符を打つときがくる」でした。月めくりが4月はじまりなのは始めたときがちょうど4月だったからでしたが、終わりが3月なのはとてもよかったと個人的に思います。

ご投票、ありがとうございました!
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