set & project
set
春が来るのはあなたのせいです
砂礫、またたき、宝石
月めくり
吠瑠璃と凍傷
ghost fragment
夜更けのブーケ
ここは奈落の花溜り
project
7周年記念リクエスト :
エイプリルフール'14 :
10周年記念ガチャ :
あなたのいない雨上がり / 投稿分log
project ( yonaga )
秋の夜長に100題つくる会 :
まぼろしの秋 :
仮面舞踏会 :
夜長文庫 :
カクテルパーティー :
夜逃げ
鏡の中の夜長
collaboration
夏至と、 × エナメル :
sprinklamp, and enamel
01
- そろそろさよなら
- いつまでたってもあの日のままで
- 儚いものの例え
- 夜空に星は輝かないけど
- 甘く、とろけるような
- さよならのときにきみはいらない
- 愛は三分間
- 優しすぎるのは冷たすぎるから
- スローモーションで死は降りそそぐ
- うつろいゆめみてきえていくもの
- あまくてやわらかくてすぐにさよなら
- いとしさで世界が傾ぎそうなほど
- いつか夢に見たように儚く
- よくある孤独
- マリア様は眠いらしい
- 目は飾り
- ただの透明
- 拝啓 ぼくの魔法使いさま
- 白い器とナイフとフォーク
- 紛れもない朝
- 泣きじゃくって殴ってみせろ
- これからさみしい3分間
- 指切りさよなら
- 不幸をにぎりしめて
- エリーゼはぼくのために
- いとおしむように目を閉じて
- きみの影踏み
- 星を埋めるように
- ぼくはまだ君を傷つけたい
- 愉快なティガーショータイム
- 殺意の砂糖漬け
- 有刺鉄線の赤い糸
- あのひのぼくよ、おぼえているか
- 愛の崇拝
- ドーナツの輪の真ん中から考える
- 喪服だらけの部屋
- さよならは遠すぎて、やっぱり聞こえない
- 神様のいない夜
- 白濁としたやさしさに
- あなたの愛したあと
- うつぶせの時間
- たとえば破るための約束でも
- 星を孕む
- いつまでも泣けばいいし、傷つけばいい
- うわついた指の記憶
- 足元からはがれ落ちる君の気配
- 心臓から一番遠いこの愛に
- 君が傷口に沁みる
- どしゃぶりの真ん中で
- なし崩しの夜
- にせものらしく笑ってみせて
- 相対する嫌悪
- この夜は君にあげる
- 誘惑のスイートタイム
- 白い手は君にのばされる
- センチメンタルは夜に泣く
- おままごとにはやさしさを
- ぐしゃっと丸めて捨ててしまいたい、こんな感情は
- あなたのいらないもの
- いつかどこかで会えないまま
- 悪趣味な黙祷
- 愛も憎悪も白い皿の上
- かなしみだけが後に残ってしまう
- あなただけよい夢を
- 彼方なる火をつけて
- 愛は少なめに
- ふたりの隙間を埋める溝
- 嘘をついても正しいままで
- このままで、このままなら
- 傷付くまでの範囲内
- 後ろめたさに似た安堵
- こちら側の心
- もしかしたらあったかもしれないいくつかのこと
- 跪いたら笑ってごらん
- 生まれてからずっと爪は研いである
- 誰の所為でもあなたの所為でも
- ただしいあなた
- 回数制限のやさしさ
- 最後に残る空白に口付けて
- ねだって欲しがるなら奪ってあげるのに
- 嘘を飼い慣らすてのひら
- その感情と眠ったまま
- 同じ春を踏む
- 君が溶かす夜でも
- 交わる熱も少しずつ冷めていく
- 罪ばかりの密
- 侘びしい夜
- ゆめもまぼろしの類い
- 秘密のままで教えてほしい
- 理想的なまぼろし
- 目隠し滲んで笑ってしまうね
- はじまりの中の赤
- ついではいで腐敗
- バッドエンドのサイレンが鳴る
- 君もいろいろ人生いいことなんかないね
- 満ちて欠ける一瞬
- 泥濘でなら二人で
- 可もなく不可もなく毒もなく
- 悲しいのは水で流れる
- 椅子取りゲームの勝者のために
02
- あなたが息をしている間、ずっと変わらないことがある
- 致死の瞳
- 永遠を捧げる時間がない
- 夜は来ずとも遠からず
- 足跡だらけの白昼夢
- しながらの愛
- 輝くもののない空を願う
- 手放すまでの長い話
- たぶん、おそらく、そのように
- どうしようもないことを手探りで引き寄せる
- 始まりません終わるまでは
- あとは擦り減るだけの言葉
- 生きるためによく忘れがちなこと
- ほどいた荷物が馴染まない
- 夢は置き去り
- どっちに転んでも泥沼の水浸し
- いつかはいつの日か夜の中
- 後悔が無いことと嘘をつくこと
- 地獄の馴れ初め
- 泥にまみれる他愛事
- 出来そこないの感傷
- 臆病の行方は知れず君もやる時はやる
- ワンルームの楽園
- 果てまでは何度でも言おう
- 明かりが消えたらただの人
- がじがじストローは未来をこぼして
- あなたにはわからない今日がある
- 寒がりの心臓
- 星が落ちても大丈夫
- 眠りにつく瞬間にいつも思い出せないこと
- その鋭利を許して
- まばたき一つで泣けてくる
- はてさて君の憂鬱よ
- 慈悲や孤独やそういうの
- 真っ暗闇でひとりごと
- 秘密一つに不慣れな二人
- ひとりとひとりで生きるために
- 形を持たない化け物へ
- 千夜一夜の掃き溜め
- 幽霊を見つけてしまった
- 星の座の夜
- 楽園の失墜
- 溶けて解けてぐちゃぐちゃになれば、いつか一つになれるでしょうか
- 瓦礫の下でずっと運命を信じてた
- 許すために許されたい
- 透きとおっていく日々に
- 永久凍土の火の海
- いびつであるために
- 愉快な二人の不愉快な夢
- その先にある喪失
- 時々、あなたは、あなたが
- 革命前夜のイントロ
- 光の中でしか息ができない
- 君の恋はわかりにくい
- 愚かしさの展覧会
- あなたのためのわたしなんです
- きれいごとの戯れ
- あいをまぜていたいのだろう
- 累月に折り重ねては見えたもの
- 朝の匂いと日々のくずれ
- 息の根をつみ上げた星の夜
- 可視の不可避
- 大事に握りしめていた悪夢
- はしたないオマージュ
- 夢覚めやらぬ世迷言
- 幻視の光
- 痛がり怖がり嘘つき大きらい
- 悲しみであなたを殺せたら
- エメラルド幻想
- 地軸も君に折れ曲がる
- 凍てつく朝に凍える心
- あなたが狼なのでした
- 生まれついての大嘘つき
- できれば君がいなければね
- 救われよう喰われよう
- 幼稚な言葉で囁くよ
- 生まれ落ちてからの失敗
- 二つの心臓を滲ませて
- お気に入りの天使
- いたわれない手も取り合って
- 羽ばたきの影を踏む
- 真綿でのどを湿らすように
- 聞こえない愛をして
- 骨董物の指紋ひとつ
- 二人のつくづく続く日々
- 幸福実験
- 雨の日はうまく歩けない
- 溶かしたもしもを歩く
- 見つからなかった声だから
- 傷一つない心をあげる
- 夢を泳ぐはやさで
- 雨の実験装置
- 今日のつづきで会いましょう
- 君だけの虚構に告ぐ
- 人には聞こえない話をしよう
- 天国はいつも雨
- ひなたに見える不幸
- ガラスでできた幸福
- 砂のお城の王子様
- この憧憬に誰も触れないで
03
- 思い出を探して生きるのはやめてよ
- ふたりの幕間はおわり
- ここはこんなに寒いから
- 夜はお静かに
- あなたの檻に触れる
- 春を待たずに笑う
- 今かいつかの話
- 飾らない目を見せてよ
- 不毛を形にしてみたい
- 楽園の裏表紙
- せめて鋭利を貫くように
- ここで息継ぎを忘れた
- ならずの種を撒く
- 稚拙な心臓をとめて
- 全部濁った色になる
- いたいいたいと欲しがって
- 夜と知らずに息をする
- 明日には忘れる程度の意思で
- あなたと生き埋め百周年
- 悲しいくらいに輝く日々とか
- しばし永遠を待て
- ひなたのお部屋に夜が来る
- まちがいだらけのままごとだけど
- ばってんつけてあげたい
- 私の運命にいらっしゃい
- 何一つ残せないまま朝が来る
- 最後に一つ捨てるとしたら
- 運命は白日
- 理想や憧れで腹はふくれない
- 滅亡の日々
- 夢と夢と夢から覚めた夢
- 吐き気がするほど幸福な
- こんな孤独で息もできない
- さらば蠍座
- ぬくもりの悪いこと
- そのかなしみは知らないうちに消えてしまいます
- 愛なんていなければ
- ロマンチックに君がいなくとも
- 誰に何と言われても失敗だった話
- エンドロールが恋しい
- あふれた滴もただの水
- ひとりよがりは夜にして
- まばたきの猶予
- 愉悦を一匙
- さよならはゆっくりしよう
- 懺悔なら心音のするうちに
- 終末はあなたの言うとおり
- ふたりのシナリオ
- そこはやさしい奈落
- 幸福ゆえになくしたもの
- やさしいだけではない暮らし
- 空虚はあなたのかたち
- そんな願いは流星群もお断り
- ここからそこまで、心臓ふたつ
- 生き過ぎて損なうばかり
- 嘘もつけないろくでなし
- きれいなものばかり光る世界だから
- 夜にはなれぬ
- 罪が燃えても灰は残るよ
- あやまちの驟雨
- 丁寧なピンぼけ
- 点描に沁みるさよならを
- 愚か者たちに雨
- まだらな支配とかん違い
- 恒星から遠く離れて
- 残るのは昨日のやさしさばかり
- あなたの心臓には名前を書いておいて
- 明後日は泣いてもいいよ
- 星と細胞とチョコレート
- 夜色を編む
- すみっこの創世
- まぶたの感光
- ここは楽園であるために
- あなたのための檻
- 欠けていくパレード
- 窒息しそうな夢十夜
- やさしくない手と生きる
- 群星に躾
- 握りつぶしたのはあなたの心臓だった
- 花も結構しんどいものです
- 一生懸命にさみしい
- 暗い夜はあなたの匂いを思い出す
- 昨日の夜に目指したもの
- 灰色の冠
- 妄想癖と白昼夢
- さよなら純白
- 夢からさめても呼吸はつづく
- ふたり手をつないで幸せなところまで歩きたい
- 蛇足と刹那
- ひとり台無し
- 毒を飲むまで眠れない
- まほろ新星
- 夢は夜に見る
- 満ちて砂まみれ
- 天使になれますか
- ときめいたら負け無し
- 百年たっても目も合わない
- うつくしくないことばで言って
- 最初に気づいた取り返しのつかないこと
- 星の届かないところでは
04
- やさしいこころはここにあります
- 凍えることすら一人では上手にできなくて
- 花にも種にもなれません
- 運命に偽りあり
- 一片に綴るひかり
- 星よりも正しいひと
- まばたき一つで火は消える
- 出来損なってしまいました
- 火のないところ影のころ
- 待てど暮らせど地下の国
- 孤独を捨ててはいけないよ
- 空っぽの頭だって悩みくらいある
- そんな二人を嫌いになれない
- 雨を躾ける
- 永遠に火をつける
- ここのところの心のすべて
- 傷つけるなら土足でどうぞ
- パステルカラーで遊びたい
- さよならがこの手にあれば
- 水たまりで飼われたい
- いくつかの青を通りすぎて
- 溶けた氷が海になる
- 目を閉じたまま家に帰れない
- 愛らしい眩暈
- 来世のために死んだふり
- 深夜、蒲公英を探して
- 真っ暗闇と星のようなもの
- 幽霊の残り香
- 色も形も声も匂いもあなた以外はわからない
- 一滴は声にならない
- 涙で甘くなったりしない
- 夜更かしと交ぜてほしいもの
- ひみつの銀河を解く
- エンドロールに会いたい
- あなたの形の霜焼けで甘い思いをしたことがない
- 一度も触れずに鍵を手に入れる
- 夜に滲むはあなたのまぼろし
- 逃げられないところに連れていく
- 月と知らずに泳ぐ
- 露光の夜を綴じ
- 落としてね、月を満たしたをとめのこころを
- 難しい言葉もこころもいらないの
- 君とぎくしゃくしたい
- わたしの海で泳いでください
- 暮れるつめたい足音がきみの不在を教えてくれる
- かみさまの縁取り
- 満ちたふたつの手をとって
- 棘も素足に絡みたい
- 明滅する心臓
- 猫の額で満ちる夜更けに
- 月にもそっぽ向かれたい
- こんな孤独を分け合って
- 冷たさがすべての理由になる
- ふがいない爪あと
- 銀貨に満たないわたしについて
- 春はもう嫌
- 夜をくるむ温度
- 110デニールの君を暴きたい
- ねぼけた瞳で月を編む
- 情けない爪も研いでみて
- 30デニールは何を守れるか
- 大切なようでそうでもないもの
- 呼ばずとも春は来る
- 空白がきみを燻らせていく
- 孤独はわたしの宝物
- 君とただ朝を迎えてみたいだけ
- 鉱石の呼吸
- 夜に矛盾はつきものです
- つかず離れずの永遠
- 冬に生まれた心臓
- 春が来るのはあなたのせいです
- 儚く生きるには何か足りない
- 真昼にひかれるきみが星
- そろそろ眠る時間だよ
- 手触りのいい檻
- あの手この手のひら
- 月の海辺の哲学
- 涙ばかりですぐだめになる
- 夜明けを待つより夢で会いたい
- 感傷は感情じゃない
- 筆跡だけが心をなぞる
- つまる瞳とつまらない話
- 極彩色は掴めない
- 喪失を閉じ込める部屋
- 鼓膜さえ勝手に溶けようとする
- あのあやふやな雨上がり
- からだ一つで泣きたいときに
- 路地裏でねぶそく
- 光ばかり見ていたからきっと馬鹿になってしまった
- 夏は傷みやすい
- まぼろしの歯型
- 雨は解れてもういない
- 旅人のパレット
- 涙はそんな色だったか
- くすんだ音でしとしと笑う
- いつか会いたいときに会えるといい
- ちゃんと紫陽花しなさい
- ひとつまみの夏
- 言の葉瞑る
- 若葉に今日がすべり落ちるまで
05
- 悪癖の手触り
- 小指の先まで美しいひと
- レトルトふやける
- 生まれてから眠るまで
- あなたにかなしいことばかり起きますように
- こんなに柔い棘ひとつ
- 秋の夜更けが海になる
- ここでは息しかできないみたい
- 月よりもお砂糖がいい
- 逸らされた目とよく合う目
- 爪を立てるから場所は考えて
- 古ぼけたイニシアル
- 並べた焦土に道標
- ひとつかふたつかみっつの瞳
- 夜は未だ二人のものじゃない
- 常闇の日記
- 夜中のココアと猫背の昼間
- 言葉にも形にもならないわたしたちの全て
- 手のひらで煮崩れそうな心臓だ
- 花片と落丁
- 色水のなかの砂漠
- 35mmの呼吸
- 琥珀片のゆらぎ
- 瞬きの中に棲む獣
- いつまでも幸福を摘み取れずにいる
- 巡らない夜の破片
- 暗がりに傷つけるすきも無く
- 孤独だけつれて歩けたならば
- 永遠がとけかけた痕跡
- 透明の中に隠してしまおう
- ひとりの火の海 つめたい肖像
- 運命の輪の交わらないところ
- 開かない幕の裏側で
- 心臓を模した獣たち
- 土足で踊るにはぴったりの夜
- えいえん分の毒を飲み干す
- 握りしめて潰れた追憶
- てのひらの亡霊
- 指先に必要ないもの
- いつだってひとり分の雨を降らせている
- 白皙につまらない残り火
- 瞳の代償
- 手にはまだ生ぬるい罰
- 面影に傷つけた剥製
- 簡単に醒めるような夢はもう見ない
- 吐息が心臓を掠めたようで
- 目蓋の裏には闇がある
- あなたのための銀の牙
- 生きたひとりの人の残り香
- 暗闇を潜る導火線
- よく似た地獄を分けあって
- 別の焦土が待っているだけ
- どこにもどこかにもいない人
- この声は嘘をつくためにある
- 夜が更ける前のまばたき
- 求刑のホメオパシー
- そんな空洞だったと思う
- 声もかたちも熱情もない
- 運命論に囚われる
- 逆回りのピリオド
- 絶望はいつも少しやさしい
- 灰のなか夜のいろ
- 触れるためにある傷じゃない
- 皮膚を統べるもの
- 0と1の哲学
- 指先の支配者
- 好き嫌いの温床
- 残留思念に花の鎖
- 預ける心の一つか二つ
- 知りすぎて知らない事ばかりに気付く
- どうかあなたの終わるとき
- かつて永遠だったあなたへ
- ハムトースト上の怪死
- 花摘みの味
- 翡翠みたいなキス
- 海辺のタフタ
- 滲みきったら物語
- イエスならゆるすって言って
- 地獄の季節
- 架空の恋に名前をつける
- 午後を閉じ込める水槽
- 茨のままごと
- わたしが集めた雨を降らせる
- 魔法に罹る
- たくさんの運命が解れて
- ひとりにもふたりにもなれそうでなれない
- 微熱がぎこちなく傷む
- 色褪せてはじまる鮮明
- ティーカップと筆跡
- あなたなら真綿の中
- 瞼を削るエバーグリーン
- 淡い災い
- 繊細を適当に撫でられたら
- カフェオレボウルはなにも信じない
- 花曇を撫でる
- 眠た気なまばたきも凍っていく
- 丁寧に暮らす死神
- うちゅうのおばけ
- シュークリームは猫の夢を見る
- メルヘンからメルを取ったちょっとヘンな話
06
- やわい倫理の走る街並
- 手のひらに乗せたいくらいのやさしさ
- 赤信号のやわらかい手触り
- 対岸の驟雨
- ねむりのあとの世界のこと
- すべてのやさしさは凍りついたまま
- おもたげな瞼にのせる中間色
- あなたという形の石